東京の品川にある、黄土よもぎ蒸し専門サロンのホット&デールです。
夏場の体臭や発汗を抑えるため、制汗剤などのデオトラント製品を使っている人が多いといいます。
制汗剤は、皮膚から汗を排出する出口(汗腺)を塞いで、汗の量を減らしたり、菌の繁殖を防いで臭いを抑えます。
しかし、汗腺から汗を出す本来の目的は、身体の中の老廃物や有害な重金属などの不要物を体外へ排出することです。
デオトラント用品の多用することで、不要物を体外に排出する能力が低下する恐れがあります。
また、最近の研究により制汗剤に含まれる化学物質が原因で、乳がん、アルツハイマー病などになる可能性も指摘されるようになりました。
今回は、制汗剤などのデオトラント製品の多用による健康への影響などについて考えてみたいと思います。
【制汗剤に含まれる化学物質】
多くの制汗剤には、発汗や臭いを抑制するために、クドロヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、ミョウバン、銀イオンなどの化学物質・金属イオンなどが使われています。
これらは、化粧品の原料や食品添加物として使用を認められる物質で、常識的な量を使用する分には必ずしも危険はないとされています。
けれど、先ほどご案内した通り、制汗剤は体内の不要物を外へ排出する汗腺の働きを妨げます。また、最近は汗腺そのものの機能を壊す強い作用をもつ制汗剤もみられるようになりました。
長期・頻繁に使用することで、汗腺の機能が損なわれたり退化する可能性があります。
【本来の汗は無臭】
健康な人の汗は本来は無臭です。しかし、肝臓の疲れや病気、ストレスなどが原因で、汗の臭いの元であるアンモニアを体内で処理できない場合や、皮膚に常在している菌の状態によって、汗が臭うことがあります。
【汗の臭いが気になる時にすべきこと】
汗の臭いが気になる人は、まずは生活習慣の改善、ストレスコントロール、お酒を控えるなど、体調とメンタルの管理に留意することが大切です。
また、皮膚を清潔に保つことも大切です。でも、洗浄力の強いボディソープなどで新い過ぎると、かえって皮膚の常在菌のバランスがくずれ、体臭が強くなる恐れがありますので注意しましょう。
【制汗剤の使用は控え目に】
制汗剤を使い続けることで、汗腺が退化してしまう心配があります。使うなら、ここ一番という時だけにして、普段から日常的に使わない方が健康のためにはよさそうです。
体の内側から温まり、全身ポッカポカ。
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