東京の品川にある、黄土よもぎ蒸し専門サロンのホット&デールです。
耳を清潔に保つことは、衛生面からも、大人のたしなみとしても大切なことです。お出かけ前や入浴後に、綿棒や耳かきでお手入れする習慣をお持ちの人も多いことでしょう。
しかし、間違った耳掃除の仕方で、健康被害をもたらす危険があることをご存知でしょうか?
耳の奥への強い刺激や、綿棒に付着した細菌が原因で、中耳炎・外耳炎になることも。また、細菌が耳から脳に入り込み、重篤な脳の感染症や顔面麻痺になるケースもあります。
今回は、耳掃除をする時に注意しておきたいことや、安全な耳掃除の仕方についてご案内いたします。
【耳の中は複雑でデリケート】
耳の中の構造はとても複雑です。また、耳は内部で脳や顔面神経にも繋がっているデリケートな部分でもあります。
深くまで綿棒を差し入れて耳の内部に刺激を加えたり、不衛生な道具を使用することで、炎症や感染症を起こす恐れがあります。
【安全に耳掃除をするためのポイント】
〇耳掃除には清潔な道具を使用
感染症の原因となる細菌を耳の中に入れないことが大切です。耳掃除に使用する綿棒や耳かきは常に清潔なものを使用しましょう。
温浴施設などに置かれている個別包装されていない綿棒など、衛生管理がどの程度徹底されているか分からないものは、なるべく使わない方が良いでしょう。
〇外から見える部分を優しく掃除
綿棒を耳の中に入れる深さは1㎝程度までにしておくのが無難です。それ以上奥は、皮下組織が薄いので、綿棒などで擦ると傷がつきやすくなります。
また、耳には、もともと不要な耳垢を外に排出する機能が備わっています。
耳の奥まで耳掃除をすることで、耳が自ら耳垢を外へ排出する機能を弱めてしまいます。
耳掃除する時は、外から見える部分を綿棒や柔らかい布などで優しく拭き取るようにすると良いでしょう。
〇耳掃除の回数は週1回程度
耳垢には、外からの異物の侵入ぎ、細菌の増殖や感染を防ぐ役割があります。そのため、ひんぱんに耳掃除をすると、感染症などにかかりやすい環境を作り出してしまいます。耳掃除は週に1回程度に留めておいた方が良いよいです。
普段何気なく習慣として行っている耳掃除ですが、感染症などにならないように、注意して行うことが大切です。
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